アスベスト調査.NET::変りダネ 石綿紐(アスベスト保温ひも)

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きょうは珍しいアスベスト建材を紹介しましょう。
それはアスベスト製の紐(ひも)です。
紐(ひも)といっても何かと何かを結びつけるような紐ではありません。
アスベストの繊維を編んで作られたヒモなのですが、主に配管まわりに使用されています。
アスベスト建材のカテゴリーとしては「石綿紡織品」に含まれます。
使われ方として多いのはヒモを配管のパッキンとして使う、例えばグランドパッキンです。
グランドパッキンとは回転機械の軸に巻きつけて液体などの漏れを防ぐもの。
シール材としての使われ方ですね。
これはよく使用例として紹介されてご存知の方も多いでしょう。

きょう「変りダネ」として紹介する石綿紐「保温材」としての使用例です。
これはボクもこのケースで初めて見ました。
下の写真のように配管にぐるぐる巻きつけて保温材として使われています。

アスベスト保温ひも 石綿紐

「石綿保温ひも」と呼ばれることもあるそうです。
曲がり管や施工しにくい部分の熱絶縁に使われていたそうですが
とても贅沢な使われ方といえるでしょう。
今回のケースでも配管と躯体のすきまが少なくおそらく一般的な保温材では施工が難しかったのだと推測されます。

アスベストひも 保温材 石綿紐

アスベストひもの保温材は珍しいと思いますが、この建物は特殊なプラント(工場)というわけではなく、都内某役所関連の建物です。
見た目がヒモなのでアスベストに結びつかないかもしれませんが、簡単に考えていると大変なことになります。
工事レベルはレベル2の飛性のある建材に該当しますので、取り扱いは十分に注意してください!

提供:ビジネスブログのe売るしくみ研究所