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アスベスト6種類の調査について厚生労働省

平成20年2月6日付けで厚生労働省から通達が発令され、石綿(アスベスト)の分析対象が「3物質」から「6物質」になりました。

平成20年2月6日 厚生労働省労働基準局による通達

⇒基安化発第206003号(PDF 112KB ダウンロードできます)

難しい内容をなるべく分かりやすくご説明しますと…

石綿(アスベスト)の種類にはクリソタイル(白石綿)、クロシドライト(青石綿)、アモサイト(茶石綿)、トレモライト・アンソフィライト・アクチノライトの6種類があり、これらすべての種類の石綿を0.1重量パーセントを超えて含む物を石綿障害予防規則(石綿則)等の規制の対象としている。

 
しかし、過去建材等に使われた石綿は主にクリソタイル(白石綿)、クロシドライト(青石綿)、アモサイト(茶石綿)だとされていたことや、分析基準であるJIS A 1481における適用範囲が主に上記3種類とされてきたことから、残りの3種類(トレモライト・アンソフィライト・アクチノライト)は分析調査の対象外になることがほとんどだった。

ところが最近になって建築物の吹付け材からトレモライト等が検出された事実が明らかとなり、今後は6種類すべてのアスベストの分析調査を徹底することが求められる。

 
ついては…

◇今後あらたに分析調査する場合は6種類すべての石綿を対象とすること。
 
◇過去に行った分析調査のうち、3物質が0.1重量%を超えて含有しないと判明したものでも、追加で残りの3種類の分析を行うこと。
 

 
…その他、分析のしかたに関する記述がありますが、大筋こんな内容となっています。

じつはこの通達に関する一連の流れは、アスベスト業界の人間にとっては非常にショッキングな事件と言えるのです。

詳しくは別の記事に書きましたので、ご興味のある方はどうぞご覧下さい。

⇒「解説:トレモライト事件」

アスベスト調査ネットの分析調査はもちろん6物質完全対応となっています!