アスベスト建材 データベース

1-1:アスベスト調査・分析対象【吹き付けアスベスト】

吹き付けアスベスト

これについては説明の必要がないほどですね。
アスベストと聞くと一般の方はこの吹き付けアスベストを思い浮かべることでしょう。

内容的にはアスベスト(6割から7割)にセメント系の結合材と水と一緒に混ぜ合わせて吹き付けたもので、純度100%ではないものの「もろにアスベスト」といえばこれのことです。
使われたアスベストの種類も決してクリソタイル(白石綿)だけでなく、毒性の高いアモサイト(茶石綿)やクロシドライト(青石綿)もかなり使われました。

3階建て以上の鉄骨造の柱や梁、デッキプレート裏側などに耐火被覆として使われただけでなく、ビルや工場の機械室、ボイラー室、駐車場、学校、体育館など、耐火・断熱の目的や吸音の目的で、直接壁や天井(全面)に吹き付けられたケースも多いです。

この吹付けアスベストは昭和50年(1975年)に原則禁止となりました。

しかし5%以下のアスベストを含有した吹き付け材は禁止されなかったので、「石綿含有吹き付けロックウール」などに形を変えてしばらく(15年近いあいだ)使われ続けたのです。

<商 品 名>
●プロベスト
●オパベスト
●サーモテックスA
●トムレックス(クリソタイル・アモサイト)
●トムレックス(クロシドライト)
●リンペット
●コーベックスA
●ヘイワレックス
●スターレックス
●ベリーコート
●防湿モルベルト

吹き付けアスベストの種類
※注:この一覧に示した商品が石綿含有材料のすべてではありません。

◆「無石綿化年」は、当該商品のうち、石綿を含有する商品の生産がその年の1月1日にはすでに終了している年です。この欄に「×」を記載しているものは、当該商品の製造の全期間に渡って石綿が含有していたことを示します。

◆製造終了年の欄に「→」を記載しているものは、無石綿化した現在も、同名の商品名で製造・販売が継続しているものです。

◆無石綿化年とは、メーカーが意図的に石綿を混入しなくなった年をいいます。