アスベスト建材 データベース
3-4:【けい酸カルシウム板第一種】
けい酸カルシウム板第二種と違って第一種のほうは、飛散しにくい「成形板」に分類されます。
石灰質原料、けいそう土などのけい酸質原料とアスベストが主原料で、スレート板に比べて軽いのが特徴です。
主に防火が必要な内装外装の下地材として使用されました。
アスベストの含有率は5~20%程度の製品が多く、市場にもたいへん多くの種類の製品が出回りましたが、通称「ケイカル」と呼ばれています。
ちなみに飛散性の高いレベル2の「けい酸カルシウム板第二種」とはその比重が全く違い、こちらは比重が高いので飛散性は低いとされています。
商 品 名 | 製造終了年 |
---|---|
ハイラック | ~1992 |
アスベストン | ~1992 |
アスベストンF | ~1991 |
プライシリカ | ~1992 |
ハイベスト | ~1994 |
のき天ボード | ~1992 |
アスベストラックス | ~1992 |
アスファイヤー | ~1976 |
ケイカレックス | ~1992 |
ヒシラック | ~1991 |
ダイケンラックス | ~1992 |
注:この一覧に示した商品が石綿含有商品の全てではありません。