アスベスト建材 データベース

1-3:アスベスト調査・分析対象【吹き付けロックウール(湿式)】

ロックウール吹き付け材には乾式と半乾式、そしてこの湿式の3種類あります。

湿式は乾式などと違って施工時に粉じんが発生しにくい利点がありました。
用途は主に鉄骨造の耐火被覆に使われることが多かったようです。

危険性を考えると乾式(と半乾式)と湿式との違いはその成分にあります。

湿式はどの製品もクリソタイル(白石綿)が使われ、含有率も昭和50年(1975年)以前のものでも1~5%程度と、比較的アスベストが混ざっていません。
危険なアモサイトは使われなかったのですね。

使われた期間はおおむね昭和45年(1970年)~昭和63年(1990年)、つまり耐火被覆用の吹き付け材としては一番最後まで製造されていました。

…ということは、見た目がアスベスト!という感じの耐火被覆吹き付け材にアスベストが含有しているかどうかの判断は、まず1990年(昭和63年)より前か後かを確認することから始めれば良いということです。
 

<商 品 名>
●トムウェット
●ATM-120
●バルカウェット
●プロベストウェット
●スプレーコートウェット
●サンウェット
●スプレーウェット(耐火被覆用)
●吹きつけロックンライト

吹き付けロックウール(湿式)
注:この一覧に示した商品が石綿含有材料のすべてではありません。

 
◆「無石綿化年」は、当該商品のうち、石綿を含有する商品の生産がその年の1月1日にはすでに終了している年です。この欄に「×」を記載しているものは、当該商品の製造の全期間に渡って石綿が含有していたことを示します。

◆製造終了年の欄に「→」を記載しているものは、無石綿化した現在も、同名の商品名で製造・販売が継続しているものです。

◆無石綿化年とは、メーカーが意図的に石綿を混入しなくなった年をいいます。