調査事例

砂利(再生砕石)のアスベスト調査

砂利(再生砕石)のアスベスト調査 ことし9月のある日、ある企業のお客さまから電話がありました。
再生砕石工場のアスベスト調査の依頼でした。

(おおっ、きたか!)と、心の中で思った私。
1ヶ月前くらい前に「砂利からアスベストが出た!」というショッキングなニュースが流れていたからです。
駐車場や道路建設用地の再生砕石(いわゆる砂利)にスレート材の破片が混入→アスベストが検出された。
・・・・・という業界内のちょっとしたビックニュースが流れたのが8月。
  • 再生砕石というのはコンクリートの建物等を解体して出たものを「ジャリ」として再利用しているもの。
    そこに工場の外壁や屋根などによく使われているスレート波板などが混入していたというのです。
    (スレート板って何?というかたはコチラをご覧ください。)
    スレート板へのアスベスト含有が全廃されたのは2005年(平成16年)で、結構最近です。
    解体スレート板の破片が見つかれば、そりゃあ高確率でアスベストは含有されているでしょうね。
  • それはともかく、以下、私とお客さま(再生砕石の製造会社様)との会話。

    御社ではそもそも再生砕石にスレート板を混入していたのですか?

    ― とんでもない、現在も過去にもそのような事はありません。

    ではなぜ分析する必要があるのですか?
    (スレート板を混ぜているかどうか見ればわかるのに…)

    ― 大手ゼネコンさんが採用にあたって、証拠を用意しておけと。

    なるほど、大手さんは動きが早いですね。了解しました。
  • 砂利(再生砕石)のアスベスト調査
    その数日後、再生砕石工場でサンプリングを行い、アスベスト調査を行ったのでした。
    もちろん結果はアスベストの検出無し。

    今回の再生砕石へのスレート混入事件は、はたして全国レベルの問題なのか、ごく一部の業者によるものなのか?
    野ざらし駐車場など身近に山ほどある事だけに、今回の事件はどこまで大きくなるのか?
    様子を見守ろうと思います。
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