調査事例
砂利にもアスベスト?再生砕石のアスベスト調査

再生砕石工場のアスベスト調査の依頼でした。
(おおっ、きたか!)と、心の中で思った私。
1ヶ月前くらい前に「砂利からアスベストが出た!」というショッキングなニュースが流れていたからです。
駐車場や道路建設用地の再生砕石(いわゆる砂利)にスレート材の破片が混入→アスベストが検出された。
・・・・・という業界内のちょっとしたビックニュースが流れたのが8月。
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再生砕石というのはコンクリートの建物等を解体して出たものを「ジャリ」として再利用しているもの。
そこに工場の外壁や屋根などによく使われているスレート波板などが混入していたというのです。
(スレート板って何?というかたはコチラをご覧ください。)
スレート板へのアスベスト含有が全廃されたのは2005年(平成16年)で、結構最近です。
解体スレート板の破片が見つかれば、そりゃあ高確率でアスベストは含有されているでしょうね。 -
それはともかく、以下、私とお客さま(再生砕石の製造会社様)との会話。
御社ではそもそも再生砕石にスレート板を混入していたのですか?
― とんでもない、現在も過去にもそのような事はありません。
ではなぜ分析する必要があるのですか?
(スレート板を混ぜているかどうか見ればわかるのに…)
― 大手ゼネコンさんが採用にあたって、証拠を用意しておけと。
なるほど、大手さんは動きが早いですね。了解しました。
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