調査事例

プールサイドのビニル床材の接着剤アスベスト調査

プールサイドのビニル床材の接着剤アスベスト調査 ビニル床へのアスベスト混入はよく知られていますよね。
そう、あらゆるビルにたくさん使われているPタイルやクッションフロアがそうです。でも接着剤にもアスベストが含まれているのはあまり知られていません。接着剤はアスベスト調査士にとってはなかなか手ごわい相手です。接着剤だけ採取するのにひと苦労するというのがまず第一の理由。そして第二の理由、これが重要なのですが、それは製造年代。
  • プールサイドのビニル床材の接着剤アスベスト調査
    Pタイルそのものにアスベストが含まれていたのは1986年ぐらいまでが多いのですが、接着剤は2001年ぐらいまで含まれていた製品が多いのです。
    調査は床材を剥すことから始まって・・・

    ビニル床材が年代的にセーフでも、その接着剤が最近まで使われてたのですから調査員泣かせというわけです。

    なかには今回の事例のようにプールサイドの滑りにくい(防滑性)ビニル床シートに使われている接着剤のように2005年(!)まで作られていたものもあるんです。
  • プールサイドのビニル床材の接着剤アスベスト調査
    床に付着している接着剤をこそぎ落としてゆきます。
    ひ~

    今回使われている床材は、滑りにくいということで外部に使われる防滑性ビニル床材としてはトップブランドのタキロン製。
    タキロンの床材にはこれまで一切アスベスト含有の事実はないのですが、それに使う接着剤「タキボンド」の一部にアスベストが含まれていました。

    今回の調査結果は「白」、アスベストは含まれていませんでした。
  • 話しは違いますが…
    他に泣かされる調査としてはオフィスビルの床に使われているフリーアクセスフロアがありますね。
    床を二重構造にする仕組みで、床下空間にコンピュータや電気の配線ができるようになっていて、古いビルをインテリジェント化するのによく使われた手法です。
    それの何が難しいかと言えば、フリーアクセスフロアの調査よりむしろ、その下層に張られている下地の古いPタイルのサンプリング。
    フリーアクセスフロアばかり目がいってしまい、古い床のほうに気が付かなかったりします。
       
    おまけのプチ情報でした。
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